エネルギーをみんなに、そしてクリーンに

エネルギーとは、たとえば電気(でんき)やガスのことだよ。

(わたし)たちの生活(せいかつ)には()かせないものだね。

でも、世界(せかい)には電気(でんき)使(つか)えない()らしをしている(ひと)(やく)8.4(おく)(にん)もいるんだよ。

そんな(なか)でも、人口(じんこう)()えたり産業(さんぎょう)発展(はってん)(つづ)けているから、エネルギーの消費(しょうひ)()(つづ)けていくはずだよね。


(いま)のエネルギーは、石油(せきゆ)石炭(せきたん)天然(てんねん)ガス(がす)などの化石(かせき)エネルギーと()われるものが中心(ちゅうしん)だ。それらは(かぎ)りあるものだから、このまま使(つか)(つづ)けていくと100(ねん)()には使(つか)()たしてなくなってしまう。

しかも、化石(かせき)エネルギーを(つく)()(とき)にCO2が発生(はっせい)するから、地球(ちきゅう)温暖化(おんだんか)にも(つな)がってしまうよね。

そこで最近(さいきん)注目(ちゅうもく)されているのが「再生(さいせい)可能(かのう)エネルギー」なんだ。

太陽光(たいようこう)発電(はつでん)水力(すいりょく)発電(はつでん)風力(ふうりょく)発電(はつでん)地熱(じねつ)発電(はつでん)などのことだね!


化石(かせき)エネルギーと(ちが)って、これらのエネルギーはなくならないしCO2も発生(はっせい)しないから地球(ちきゅう)(やさ)しいんだ。

すべての(ひと)必要(ひつよう)なエネルギーを()(はい)れられて、地球(ちきゅう)(やさ)しいエネルギーを()やしていく。それが「エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」ということなんだね。

(わたし)たちに出来(でき)ること

(あつ)いときは冷房(れいぼう)をつけて、(さむ)いときは暖房(だんぼう)をつけて、、、テレビもゲームもお風呂(ふろ)も、日本(にほん)ではボタン(ひと)つでエネルギーが使(つか)えるね。でも、それが地球(ちきゅう)温暖化(おんだんか)につながってしまっている。


使(つか)わない電気(でんき)()す、エアコンの設定(せってい)温度(おんど)()げすぎない・()げすぎない。。。節電(せつでん)をかんがえたり、エネルギーを上手(じょうず)使(つか)工夫(くふう)をすることも、この目標(もくひょう)にとって大切(たいせつ)なことなんだよ。

安全(あんぜん)なエネルギー利用(りよう)(ひろ)めるための日本(にほん)での()()

日本(にほん)のエネルギー事情(じじょう)深刻(しんこく)です。四方(しほう)(うみ)(かこ)まれ、地下(ちか)資源(しげん)(とぼ)しい日本(にほん)では80%以上(いじょう)海外(かいがい)のエネルギー資源(しげん)依存(いぞん)しています。化石(かせき)燃料(ねんりょう)への依存(いぞん)()()げるために推進(すいしん)してきた原子力(げんしりょく)発電(はつでん)も、東日本(ひがしにっぽん)大震災(だいしんさい)をきっかけに国民的(こくみんてき)議論(ぎろん)対象(たいしょう)となっています。そんな(なか)自国(じこく)での安定(あんてい)したエネルギー供給(きょうきゅう)確立(かくりつ)するため、(かく)企業(きぎょう)風力(ふうりょく)水力(すいりょく)地熱(じねつ)といった再生(さいせい)可能(かのう)エネルギーによる発電(はつでん)施設(しせつ)や、効率(こうりつ)よく電力(でんりょく)供給(きょうきゅう)するためのシステムづくりのための研究(けんきゅう)開発(かいはつ)運用(うんよう)()()んでいます。(おお)くの企業(きぎょう)が、風力(ふうりょく)水力(すいりょく)地熱(じねつ)といった再生(さいせい)可能(かのう)エネルギーによる発電(はつでん)施設(しせつ)や、効率(こうりつ)よく電力(でんりょく)供給(きょうきゅう)するためのシステムづくりのための研究(けんきゅう)開発(かいはつ)運用(うんよう)()()んでいます。

安全(あんぜん)なエネルギー利用(りよう)(ひろ)めるための世界(せかい)(ちゅう)での()()

再生(さいせい)可能(かのう)エネルギーに(かん)する()()みには、排出(はいしゅつ)せず資源(しげん)枯渇(こかつ)しにくい、(あたら)しいエネルギー資源(しげん)開発(かいはつ)目立(めだ)ちます。再生(さいせい)可能(かのう)生物(せいぶつ)由来(ゆらい)有機(ゆうき)成分(せいぶん)原料(げんりょう)とするバイオ燃料(ねんりょう)、ソーラーパネルなどの太陽光(たいようこう)発電(はつでん)(みず)から水素(すいそ)分離(ぶんり)してエネルギーに()える仕組(しく)みなどが、その代表的(だいひょうてき)(れい)です。(しょう)エネルギーに(かん)しても、従来(じゅうらい)より(すく)ない消費(しょうひ)電力(でんりょく)使(つか)うことができる家電(かでん)などの「(しょう)エネ(えね)製品(せいひん)販売(はんばい)する企業(きぎょう)(おお)くなりました。さらにオフィスや工場(こうじょう)での節電(せつでん)(しょう)エネ(えね)()()んだり、商品(しょうひん)運搬(うんぱん)する場面(ばめん)でも(しょう)エネルギー(えねるぎー)配慮(はいりょ)したりといった()()みも(おこな)われています。

【温室効果ガス】とは
温室効果ガスの代表的なものは、二酸化炭素です。
二酸化炭素は、おもに化石燃料(石炭、石油、天然ガスなど)を燃焼させると発生します。例えば、私たちの生活に不可欠な電気などのエネルギーを作るには、大量の化石燃料が使われており、大量の二酸化炭素が排出されています。 また、自動車に乗れば化石燃料であるガソリンを燃焼させるので、ここでも二酸化炭素が発生します。つまり私たちの生活が、エアコン、テレビ、冷蔵庫など、たくさんの電化製品に囲まれ、自動車ですきなところへいつでも行けるような、便利なものになればなるほど、地球上には大量の二酸化炭素が排出されることになり、地球温暖化を加速させているのです。
また、エアコンや冷蔵庫に冷媒として使われているフロンや、生ゴミや水田などから出るメタンなども温暖化の原因となる温室効果ガスです。
(東京都環境局HPより https://www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp/kids/
climate/global_climate/why.html

使(つか)わない電気(でんき)()そう

・エアコンの設定(せってい)温度(おんど)()()けよう

(みず)()しっぱなしはやめよう

(ちか)くに()くときは自転車(じてんしゃ)徒歩(とほ)公共(こうきょう)交通(こうつう)機関(きかん)利用(りよう)しよう

ターゲット

それぞれの目標(もくひょう)には、その内容(ないよう)をより(こま)かく(しめ)したターゲットが7項目(こうもく)設定(せってい)されているよ。
(くわ)しくは()てみてね!

7.1 2030年までに、安価かつ信頼できる現代的エネルギーサービスへの普遍的アクセスを確保する。

7.2 2030年までに、世界のエネルギーミックスにおける再生可能エネルギーの割合を大幅に拡大させる。

7.3 2030年までに、世界全体のエネルギー効率の改善率を倍増させる。

7.a 2030年までに、再生可能エネルギー、エネルギー効率及び先進的かつ環境負荷の低い化石燃料技術などのクリーンエネルギーの研究及び技術へのアクセスを促進するための国際協力を強化し、エネルギー関連インフラとクリーンエネルギー技術への投資を促進する。

7.b 2030年までに、各々の支援プログラムに沿って開発途上国、特に後発開発途上国及び小島嶼開発途上国、内陸開発途上国のすべての人々に現代的で持続可能なエネルギーサービスを供給できるよう、インフラ拡大と技術向上を行う。

17の目標(もくひょう)

目標(もくひょう)全部(ぜんぶ)で17()
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